お役立ち情報

コンタクトレンズを
使用する際の注意点

警告

  1. コンタクトレンズ(以下、レンズ)の装用により、角膜潰瘍、角膜炎(感染性角膜炎を含む)、角膜浸潤、角膜びらん等の角膜上皮障害、角膜浮腫、結膜炎(巨大乳頭結膜炎を含む)、虹彩炎、角膜血管新生等が発症する可能性及び角膜内皮細胞の減少を早める可能性があります。
    レンズの装用による眼障害の中には、治療せずに放置すると失明につながるものもあります。

  2. 上記の眼障害を起こさないようにするためにも、レンズを使用する際は次のことを守ってください。

    (1)装用時間・日数を正しく守ること

    レンズの装用時間・日数には個人差があります。眼科医から指示された装用時間・日数を守ってください。

    (2)取扱方法を守り正しく使用すること

    レンズやケア用品の取扱方法を誤ると眼障害につながります。
    レンズやケア用品(特にレンズ保存ケース)は常に清潔に保ち、正しい取扱方法を守ってください。

    (3)定期検査を受けること

    自覚症状がなく調子よく装用していても眼やレンズにキズがついたり、眼障害が進行していることがあります。
    異常がなくとも眼科医に指示された定期検査を必ず受けてください。

    (4)異常を感じたら直ちに眼科を受診すること

    レンズを装用前に眼ヤニや充血がないか、また装用後も異物感等がないか確認し、異常を感じたら眼科を受診してください。

    (5)破損等の不具合があるレンズは絶対に使用しないこと

    装用前に、レンズに破損等の不具合がないか必ず確認してください。装用中にレンズの破損等による自覚症状が発生し、自覚症状が改善しない場合は眼科を受診してください。

禁忌・禁止

  • 適用対象(患者):次の人は使用しないこと

    • 前眼部の急性及び亜急性炎症
    • 眼感染症
    • ぶどう膜炎
    • 角膜知覚低下
    • レンズ装用に問題となる程度のドライアイ及び涙器疾患
    • 眼瞼異常
    • レンズ装用に影響を与える程度のアレルギー疾患
    • 常時、乾燥した生活環境にいる人
    • 粉塵、薬品等が眼に入りやすい生活環境にいる人
    • 眼科医の指示に従うことができない人
    • レンズを適切に使用できない人
    • 定期検査を受けられない人
    • レンズ装用に必要な衛生管理が行えない人
  • 使用方法

    自分のレンズを他人に渡したり他人のレンズを使用しないこと